6/30 視覚支援

4月に開所して、こどもプラスでの日課に慣れてきたお子さんもいますが、利用して間もないお子さんが多いです。初めて利用するお子さんでもこどもプラスでの流れが分かるようにホワイトボードで流れを提示しています。ホワイトボードを見てもらい“今日の予定”をスタッフが声に出して説明するようにしています。
帰ってきてまずは荷物を棚に置くところからです。初めて来るお子さんは、荷物を持ったまま、すぐに目に入ったものに走ってしまうこともありますが、「1番は〇〇だよ」とホワイトボードの予定表を見ながら説明をすると、順を追って「2番は・・・」と確認しながら、やることを確認している姿も見られます。
「今何をするのか」「次は何をするのか」視覚的なスケジュールを用いると理解しやすくなり、お子さんたちの不安や混乱も少なくなります。発達障がいのお子さんの中には、聴覚(耳から入る情報)より視覚(目から入る情報)の方が優位な場合もあります。運動あそびの時間にも“今日やる運動”を予め提示しています。提示することで、運動あそびを楽しみにしているお子さんからは「今日は〇〇やるの?やったー!」と言ってくれる様子も伺えます。予定を視覚から理解してもらうことで、日々の動きが安心して行える、安心できる環境から楽しみをたくさん提供していきたいと思っています。