8/2 夏休みの利用②

 いよいよ夏休みが始まりました。こどもプラス塩田は4月に開所したので、事業所としては初めての夏休みになります。お子さんたちにとって有意義な夏休みになるように計画していることがいくつかあります。その中のひとつは、「川遊び」です。水遊びが好きなお子さんは多いです。プールの授業は学校でもやっていると思いますが、川遊びをする場面は少ないのではないかと思います。
 足場の悪い川の中を歩くときにはバランスをとることが重要です。足の裏全体を刺激することで、バランス感覚を養うことができます。昔の人間は裸足でデコボコした道を歩き、足の指先まで刺激されていたのだと思います。しかし、私たちは平らなアスファルトの上で、靴の中の足の裏全体を意識することなく歩いていることも多いのではないでしょうか。
 運動あそびの時間は、必ず靴下を脱いで行います。靴下を履いているとすべって転倒してしまうということもありますが、裸足で行うことで、足の裏がより刺激されます。運動あそびで最初にやる準備運動では、手足の運動をやっています。その中に足の指のグーチョキパーという運動があります。足の指をグーやパーの形で開いたり、閉じたり、チョキは足の親指を少し上にあげ、チョキの形にします。この動きは普段あまり意識しない足の指を、一本一本を意識して動かすことでかなり刺激されます。
 日々行っている運動あそびが、この夏休みの川遊びで生かされることと、さらにバランス感覚が養われる良い機会になるといいなと思います。また、川遊びを楽しみにしているお子さんも多いので、この夏休みの良い思い出にもなると嬉しいです。