【逃走中】で得られる力とは?
テレビで放送されている「逃走中」子供たちも大好きです。公園に行くと「逃走中やる人~?」とすぐに声が聞こえます。お友達と楽しく遊んでしっかりいつの間にか力も養われます。
そんな力を今回紹介したいと思います。
身体コントロール → 感情のコントロール
「ハンター」から逃げるためには、走る方向を変えたり、全力疾走から急ブレーキをかけたりします。走る速さも調整しながら逃げなければなりません。自然を体全体で感じながら丘やトンネル等の自然の中の公園では、転ばないようにバランスを取ったり、踏ん張ったり体の色々な筋肉を使います。日常生活ではあまりしない動きを経験できます。
これを楽しみながら繰り返すことで、身体コントロールが発達していきます。
身体コントロールができるようになると、感情のコントロールにも繋がってきます。
塩田、下之郷、上田教室の近くには素敵な公園がいっぱい
山王山公園
市民の森公園
【逃走中】はコミュニケーション能力に繋がる
【逃走中】はもちろん一人ではできません。複数の友達とルールを共有することで、成り立つ遊びです。
子ども達はルールを覚えながら、集団行動においてのルールやマナーを守ることが大事だと学んでいきます。
そして、「ハンターから逃げる」という1つの目標に向かって、みんなで助け合うことで協調性が育ちます。
さらに仲間が置かれた状況や、今自分がどうするべきなのかを瞬時に判断して、それに伴った行動ができるようになり、他者を思う気持ちを知る経験に繋がります。
このように、遊びを通して、人との関わり合いを重ねることで、子どものコミュニケーション能力が磨かれます。
【逃走中】は地域交流に繋がる
公園で、こどもプラスの仲間で【逃走中】をしていると、「ぼくも仲間に入れて」「私もいーれーて」と地域の子ども達も仲間に入れてと声をかけてきてくれます。
最初は、緊張したりなんて言っていいかわからない子もいますが、一緒に【逃走中】をしている中でどんどん仲を深めていきます。
帰りの車の中では子どもたちも「また来週いるかな?」「また遊べるかな?」と言っています。
こうやって友達の輪が広がっていくんですね。
【逃走中】は発想力に繋がる
子どもたちは、子どもたち同士で話し合ってルールをどんどん増やしていきます。
年齢や人数、場所に応じて「ミッション」を考えたりしています。
また「ハンター」でも「逃走者」でもなく「カメラマン」になりたい!と言って実況しながらカメラマンとして友達を追いかけたりすることもあります。子どもたち同士の遊びでは大人では発想できないステキな案が出てきます。
公園にある石のオブジェを子供たちは、ハンターボックスに見立てて、ハンター放出を今か今かと待ちます。
このように、日々の活動の中でも祝日や土曜日などにはこういったイベントを行うことで、普段はできない活動を行っております。
今後も活動の内容をアップしていきますので、是非ご覧になってみてください。