10/29 子どもたちの成長

高学年のA君は、ほんの少し前までは自分の思い通りにならないことがあると、すぐに幼児のようにダダをこねたり、怒りにまかせた暴言を吐く姿が度々見られました。障がいの特性としても、切り替えが苦手だなと感じることも多くありました。私たち支援員は、彼の自主性を重んじながら、アンガーマネージメントの手法を学んでもらう場面を作ったりなどいろいろな支援を繰り返してきました。現在のA君は、やるべきことを自分で考えて、自主的にとりくむ姿、そして笑顔で楽しそうに遊ぶ姿がたくさん見られます。また、あんなに苦手だった切り替えも上手にできる場面がとても増えています。子どもの成長は、ゆっくり少しづつ気づかぬうちにだったり、ある日突然だったり、さらにいったりきたりすることも多いです。支援をしていてそんな子どもたちの成長を見ることができるのが、なによりも嬉しいです。