みなさんこんにちは。
新型コロナウイルスの感染拡大につき、お子さんの急な臨時休校が始まって約3ヶ月間、世界中が試行錯誤して過ごしている中、こどもプラス塩田でもこの期間にできることは何か、、、?と考え、様々な挑戦をしてきました。
まず、3つの密が重なる場所への外出を控えるという対策から、活動場所や内容は〔広い公園〕、〔山(登山)〕、〔ウォークラリー〕この3つの活動を積極的に行ってきました。
休校中に体を動かす機会が少なくなってしまった子どもたちは、広い公園で鬼ごっこをするだけでとても良い運動になりました。そして、鬼ごっこは今まで職員が介入することが多かったのですが、広い公園での鬼ごっこを重ねるうちに子ども同士で声を掛け合って鬼ごっこができるようになり、この『鬼ごっこ』というひとつの遊びの中でも成長した姿が見られました。
また、登山やウォークラリーもたくさん行いました。山やのどかな田舎道は人も少なく、開放的に活動できました。そして、歩くことは脳にとても良い影響をもたらすと言われています。とくに普段車での移動が多い長野県民には重要な活動です。子どもたちはゴールを目指して頑張ってたくさん歩き、またその道中では自然を楽しんだり(草花や木の採集、生き物の観察、川の流れの観察)、お友達や職員と会話をしたり、疲れてくじけそうな子を励まし合ったりする姿も見られ、『歩く』という活動の中でもたくさんの学びがありました。
休校になってから学校での学習やお友達との関わりが減り、時が止まってしまったような感覚がありますが、休校という環境においても子どもたちは確実に成長する力、学ぶ力を持っています。休校期間にこどもプラスで活動し、学んだことが今後の子どもたちの学校生活やこれからの放課後活動にきっと活かされることと思います。