楽しかった夏休みが終わり、2学期が始まって1週間が経ちました。お子さんたちは夏休みモードから少しずつペースを取り戻してきたように思います。先日、職員会議で夏休みの振り返りをしたのですが、いくつか反省点があったものの、事業所として初めての夏休みは、とても充実したものになったとの意見が出ました。
川遊び、公園、昆虫資料館、プラネタリウム等、様々な場所に出かけた夏休みでしたが、夏休み後半は、室内で調理活動「たこ焼きメインの昼食作り」を、多くのお子さんが参加できるよう、3日間行いました。この夏休みは、日常生活で必要な力を養えるような活動をたくさんしてきました。調理活動は、まさに日常生活に直結するものです。
今回の調理活動で作るものは、たこ焼き・サラダ・スープにしました。まずは、「タコの他に入れたいものは何か」「サラダに入れる野菜は何にするか」をみんなで話し合いました。たこ焼きに入れるタコ以外の具で人気だったのは、チーズやウインナーでしたが、サラダは曜日ごとに違う意見が出たので、3日間で全く違う3種類のサラダを作りました。1日目は春雨サラダ、2日目はツナのサラダ、3日目は生ハムのサラダでした!曜日によってこんなに個性が出るんだなと思いました。作るものが決まったら、近くのスーパーへ歩いて買い物に行きました。一緒に作るグループを決め、そのグループで買うものの担当を決めました。普段お子さんの宿題で“お金の計算”のプリントをよく見かけますが、プリントでは落ち着いてできることも実際の場面では、混乱してしまうこともあると思います。日々の学習の成果が発揮できるように、また、机上でやるだけではなく、実際に買い物でお会計をすることでお金の使い方を身につけられるようになるといいなと思います。