最近、「男の子の育て方」の本がブームだそうですね。本屋さんにはたくさんの「男子取り扱い本」が並んでいます。
お母さんは当然ながら「女性」。性の異なる男の子は未知の世界で、こちらの常識が通じないことにとまどうお母さんも多いようです。
当事業所の男女比は圧倒的に男子が多いのですが、そのような「男子取り扱い本」を読むと、ADHDのお子さんの特徴とほとんど重なります。
そう考えると、ADHDのお子さんは結局、よくいる小学生男子の姿だと言えるのかもしれません。
その特性を理解することで、男の子との付き合い方のヒントをもらう~というのがそのような本には書いてあるようなので、ちょっとその内容を紹介します。まずその特徴1つは「衝動的」です。動作も言葉も突然的で、反射的に体が動いてします。落ち着いて周りを見渡すなどはできずに体が反射的に動いてしまいます。次に「自分がいつでもいちばんが好き」です。とにかくなんでも1番になりたくて、自分の優位性を誇示したがります。他にも「こだわりが強い」という特徴もありますね。車や電車、昆虫などなど好きなもの、興味があるものにとことんこだわります。言ってみれば男の子は全員「オタク」なのかもしれませんね。他にもいろいろあるのですが、そんな特徴を「男の子は自分とは全く違う生物である」ぐらいに笑い飛ばして、それぞれに合わせた関わり方や言葉がけをすることがイライラしない上手な付き合い方かもしれませんね。