こんにちは!長野県上田市の児童発達支援、および放課後等デイサービスを運営しておりますこどもプラスです。
今回のブログでは、前回前々回の「何かを身につけるためにはイメージトレーニングも大事!」という話の続きを行いたいと思います。
前回、前々回のおさらい
前回は「お兄ちゃんのスポーツを見てたら自分もある程度できるようになったよ」というお話。
前々回は「師匠の技は見て盗め!の正しさ」についてお話しました。
その前にも学ぶこととは、真似をすることだよ、というお話もしています。
イメージトレーニングの効果についてオーストラリアの研究
今回は2つほどの研究から観ることの大切さについて。
オーストラリアのアラン・リチャードソン教授の研究をご紹介いたします。
実験内容は、「イメージトレーニングがバスケットボールのフリースローの技術向上につながるかどうか」というものでした。
実験グループを3つに分けました。
Aグループ 毎日20分間練習
Bグループ 何もしない
Cグループ 毎日20分間、フリースローを成功している自分をイメージ。練習はしない。
この30日後の実験の結果は以下のとおりでした。
Aグループ → 成功率が24%上がった
Bグループ → 変化なし
Cグループ → 成功率が23%上がった
Cグループは全くボールに触らなかったのに、毎日20分練習した人たちと同じ程度技術が向上しました。
これの論文は探せなかったのですが、リチャードソン教授のその論文を引用した別の論文を張り付けておきます。
(👆こちらをクリックすると見られます)
身体的なトレーニングもイメージトレーニングも大事
先ほどの例では全くボールに触らないで得られた30日間の結果でした。
当然、何年もの間ボールに触ることなく、技術向上はあり得ません。
30日以上長く続けていくと、おそらく実際に練習したAグループがCグループより成長率は上がっていくでしょう。
しかし、イメージトレーニングが間違いなく、我々の活動に影響を及ぼすことは明らかです。
それらの研究はたくさんされておりますので、好きな題名の論文を読んでみてもいいかもしれません。
(👆Googleスカラーの検索結果です)
見て、イメージさせた後に実際にやる
最も強力なのは「イメージトレーニングと実際のトレーニングを行った」場合です。
以前のブログの内容からも分かるように、見ることでイメージトレーニングはできています。
そこから実際にトレーニングを行うと効率の良い技術習得に繋がります。
日々の活動にも何か応用できる…。
今後の活動にもこうご期待?!
最後までお読みいただきありがとうございました。
他のブログもぜひ読んでみて下さい。
☆公式インスタグラムをスタートしました!
Instagramでは、長野県上田市こどもプラス3教室の情報を投稿しています!
こちらもぜひご覧ください(^_-)-☆
いいね!フォロー!もお待ちしています(*’ω’*)
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
(👆こちらをクリック)
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆